1/400 F3.5 ISO64

誰得のオールドデジカメレビュー。何か好きなのよ、このカメラ。何だかよくわからんが妙に撮影が楽しい。写りのチープさとかトイカメラっぽいのがいいのかな?水滴型デザインもけっこう気にいっている。

豆粒1/2.5センサーの500万画素機で特徴はそのデザインとカラー。400万画素でカラーラインナップの異なる無印μ-mini DIGITALのマイナーチェンジ。入手できたのは地味なシルバーだったのが惜しい。クリアコートがないけど無印μ-miniの青とかオレンジが鮮烈で良かったなぁ。

桜
1/125 F10 ISO64

いちおう生活防水に対応してるけれどゴムパッキン式っぽいので定期的に交換しないと防水性能は維持できないはず。クリアコートのおかげでボディに傷がつきづらいが、クリアのかかっていない部分はちょっと塗装が剥げてきた。グレーのプラスチックにシルバー塗装なので剥げがあまり目立たないのは良い。操作性は古いデジカメとしてはまあまあ、ただしシャッターボタンが固いので手ぶれしやすい。

レンズは35-70の2倍ズームだが4隅までビシッと解像する。これは気持ちイイ。この頃のコンデジって広角が38mmスタートが多かったから35mmってのは悪くない。例外はRICOH製品ぐらいか。GX8あたりをそのうち買い直そうかな。

1/250 F3.5 ISO64

AEはPモードとシーンセレクトのみで絞り優先などはない。まぁ、こういうデジカメに絞り優先やシャッター優先があってもコントロールできる幅が狭すぎるから要らないんだけどね。

露出補正はOKボタン→十字キーの上でいける。この頃のフルオート機にしてはまあまあステップ数は少ないほうか。画質調整はホワイトバランスとjpg圧縮率の設定しかないというのもいさぎよくて良いな。コンデジであれこれパラメータがいじれても一枚毎に調整なんてめんどくさいから結局使わなくなるんだよ。

12号館下
1/320 F3.5 ISO64

1/2.5センサーには余裕が全く感じられない。暗部の描写はノイズリダクションでドロドロやね。無印の400万画素のほうがいいかもしらん。古いカメラなのでホワイトバランスは微妙。色も浅いかな。ただし、白飛びがやたらにキレイというか自然にすっとぶ。この辺の調整は絶妙なんじゃなかろか。この頃のカメラらしくシャープネスはゴリゴリにかかってる。

プリンターでの印刷は2Lサイズぐらいまでなら粗が目立たないがA4だとかなり厳しい。

1/125 ISO64

画質が大した事ないので「作品」とか肩肘はらずに済んでいるから撮影が気軽に楽しめてる気がする。でも、とにかく異常に手ぶれしやすいので、ちょっとでも気を抜くと手ぶれ連発。自分の持てる技術の全てを駆使してぶれないように努めなければならない。自分でもお気楽モードなんだか求道者なんだかわからん撮影スタイルになるというのもまた乙。

今さら見つけてもメディアがxDカードなんで入手性が…というのがまたアレなんだけどね。今ちょっとOM-Dのどれかが欲しくなってきている。そのうち衝動買いしちゃうかもしれん。こういう小型カメラはオリンパス上手いよね。