蔵出し写真 某美大フィルムスキャン画像編
あひる池にあひるはもういないのです。 あひるはもう絶滅したのです。
だいぶ前の話ではあるけれど久し振りに母校を訪れたらあひる池からあひるが消えていた。何やら事件があったせいらしいのではあるが……
かつてはこの周辺であひるを放し飼いにしていて、この池というかプール?によく浮かんでいのだ。 今はもうこの池にあひるはいない。
しかし、あひる池という通称だけは残り今でも使われている。学生たちはみな由来を知らぬまま「あひる池」と呼んでいるようで少し寂しい。まあ、学校に行ったのはけっこう前の話なので、もしかしたら今はあひるが復活してるのかもしれん。
孔雀はまだいたようだったけれど、この孔雀じゃなくて別の個体になっちゃったのかもね。
猫がたむろしていたこの辺りも新図書館建築のあおりをくらって別の建物になってしまった。以前はここで何か食べたり飲んだりしていると猫共が分け前をねだりにやってきたものだが…。
絵を描いてるとやたらに腹が減るのだけれど、○の台ホールは夜8時でクローズ。後はどん兵衛の自販機だけが頼りでした…。たつき監督が「どん兵衛はマイ主力夜食」というのを見て、あのどん兵衛自販機を思い出してしまったのだよなぁ。
ポジフィルムよりカラーネガのほうがスキャンだと粒状感が荒くなる傾向。そんでISO100でもISO400でもカラーネガは粒状性に大きな差を感じなかった。しかしコニカのインプレッサ50だけは別格だった。RMS粒状度8のPROVIA100FやE100Gにも負けないぐらい肌理が細かい。実効感度が50ないってのがちょい使いづらかったけれどいいフィルム。
マンガ「ハチミツとクローバー」でも出てきた場所。でも見ての通り油絵科の縄張り。「デザインとか建築とかお洒落な野郎のくる場所じゃねぇんだよ、ケッ」とか思っちゃった記憶が……。
フィルムスキャンはもう一生ぶんやったので二度とやる気にならない。朝から晩までコピースタンプでゴミと傷を消す作業にはもううんざり。モニタではきれいに消えてるように見えたのにプリントしたらツールの跡が見えちゃったりとかね。 あの作業のせいで視力かなり落ちた。
最初はMinoltaのDimageScanIII使っててさすがに耐え切れなくなって後に赤外線ゴミ消去機能のDigital ICEがあるCoolScanVEDを買い足したんだけどねぇ。Digital ICEって強度を上げれば画像が甘くなるしカメラ傷とかの大きい傷は消しきれないんですよ。
けっこう前にHDDがクラッシュしてスキャン画像や古いデジカメの画像がかなり消えてしまったのだけれど、ほんとに拒否反応がでちゃってスキャナも処分しちゃった後だし。必要ができたらフラットベッドスキャナでも買うか、ライトボックスにマクロレンズでデュープするんじゃないかねぇ。