E-M10MkII+MINOLTA AF50mm/F1.4・2018晩秋
このところ写真を撮る気力もなかったのだが、紅葉の季節も過ぎてしまいそうなので慌てて撮ってきた。枯れかけではあるが紅葉もちょっと残っていて助かった。
やはり今持っているM.ZUIKO14-42mm初期型は以前所有していた個体よりも四隅の描写が安定しない。画角や撮影距離によっては流れる量が予想以上に大きく出たりする。それと像面の平坦性は良いはずなのだが時として不可解なボケかたをする。非点収差ってやつか?
親指の腱鞘炎をかばってAFポイントを動かさず中央一点+AFロックを多用しているのがまずいのか。たぶんピント位置と被写界深度に神経質なくらい気を配れば大丈夫なんじゃないかとは思う。 まあ何というかPCで開いてガッカリする事も多く使っててあまり楽しくないなぁ。
MINOLTA AF50mm/F1.4の描写はあまりカリカリ・パリパリせずにピントのきている場所はじゅうぶんに解像しているのがいい感じで好ましい。ローパスレスと昔のレンズ設計がうまく噛み合ってるのかな。
E-M10系の出す画像というのが何となくしっくりこないままずっと使っていた訳だが、50mmF1.4とRAWTherapeeのフィルムシミュレーションの組み合わせでようやく納得のいく絵になった気がする。
しかし1~2クリック余分に絞ったほうがいいカットが多くて完全に被写界深度に対するカンが狂ってる模様、アカンなぁ。そんで絞りの確認がけっこう面倒。被写体を変える毎にいったん開放に戻して1つ2つとクリックを数えにゃならん。
ふだんから撮っていないと下手クソになる一方だ。来年はもう少し写真を撮ろう。
今回は結局ズームをほとんど使わなかった。こうなると標準~広角域の単焦点も1つ欲しくなる。でもお金がないからSIGMAの19mmF2.8か中古のPanasonic20mmF1.7か25mmF1.7あたりが候補になるのか。たぶん買うとした前から気になっていたSIGMA19mm。
安い中古が出ていたらPanaの25mm/F1.7に行っちゃうかもしれない。でもあの25mmってあちこちで作例を見たけれど魅かれるものを感じないのだよなぁ。特に良いとも悪いとも思わずで今一つ手を出しづらい。いずれは欲しいと思っている30mm/F1.4とも近すぎるし。
20mm/F1.7の描写はクリアで解像感もあるのだが、なんとなく自分の好みではないような気がする。 ただ、自分好みの描写かなんて実際に使ってみないとわからないってのが困ったもんです。今回のMINOLTA AF 50mm/F1.4も海外のレビューサイトでソニー版の測定結果を見るとたいした事ないんだよね。