SIGMA 19mm F2.8 DN+RAWTherapeeでモノクロ
RAWTherapeeを使ってモノクロ化してみた。SIGMA19mmだとカラーでは濃すぎて使わなかったフィルムシミュレーションだが、モノクロではアクロスかT-Max100を選択している。カラータブにある『白黒』を使って調整するよりもお手軽にそれらしく仕上るから楽でいい。これでPhotoshopやGIMPなどを使ってノイズを加えたらプリントでもけっこう良いんじゃなかろか。
RAWTherapeeを使ってモノクロ化してみた。SIGMA19mmだとカラーでは濃すぎて使わなかったフィルムシミュレーションだが、モノクロではアクロスかT-Max100を選択している。カラータブにある『白黒』を使って調整するよりもお手軽にそれらしく仕上るから楽でいい。これでPhotoshopやGIMPなどを使ってノイズを加えたらプリントでもけっこう良いんじゃなかろか。
やはりよく写るレンズだ。そんで前回のレビューでも触れた像面湾曲は「少し」というより体感上ではかなり強く感じる。ピント面を上から見ると逆VかU字型っぽい形で画面端に近づくほど手前に反ってくる。端の解像度が低いのはこのせいだ。
SIGMA 19mm F2.8 DNのピント合わせに難儀している。像面湾曲のせいで中央でピントを合わせると同距離にある画面端のものがボケボケになる。手前側に反っているため少し奥ピンでちょうどいい塩梅になる事が多い。それと中央の被写界深度が深いせいだろうか…コントラストAFのピント精度もバラつきがあるような?
万人にお薦めできるレンズではない物凄い癖玉ではあるが今いちばんのお気に入り。その微妙なスペックに購入前はかなり悩んだけれど買って正解だった。もっと明るくて描写の評判のよい単焦点やF2.8通しズームもあってかなり厳しい位置付けではあるが実際に使ってみると実に面白いレンズだ。
このところ写真を撮る気力もなかったのだが、紅葉の季節も過ぎてしまいそうなので慌てて撮ってきた。枯れかけではあるが紅葉もちょっと残っていて助かった。